Sahana Eden 管理ガイド
登録承認待ち (Pending) のユーザーを承認 (Approve) するには、以下のページ:
/eden/admin/user
で対象ユーザーを探して、「Pending」フラグを削除してください。
構造化されていないデータを Import Job で取り込む
Import Job は、構造化されていない CSV ファイルからデータを取り出して、 Sahana のデータモデルに取り込むための仕組みです。 Import Job を機能させるには、データモデルの各フィールドを CSV の各カラムに対応付ける必要があります(ファイルの1行目はカラムヘッダーとみなします)。
Import Job は以下の 5 つのステップで設定します:
- Job の作成
- Sahana の管理セクション(administration section) で、メニューから「データベース(Database) > インポート(Import)」 を選びます。
- 表示されたページの一番下(三番目)のセクションで、データの取り込み先のモジュールとリソースを選びます。
- 取り込むデータの情報源がわかるように説明を入力します (例: 何月何日、〇〇支援組織より)
- アップロードするファイルを選びます。
- 「アップロード(Upload)」ボタンをクリックします。
- CSV のヘッダをリソース(データモデル)の各フィールドに対応付けます。
- ファイルのアップロードを完了すると、 Import Job ページに切り替わります。このページには、CSVファイルから読み出したヘッダのリストが表形式で表示されます。各 CSV ヘッダーの右側には、セレクタボックスが表示されていて、インポート先のデータモデルの各フィールドの名前が入っています。CSV のカラムがどのフィールドにマッチするか、ちょっとした推測に基づいて対応付けが行われています。
- セレクタボックスを操作して、CSV の各カラムをデータモデルの各フィールドに正しく対応させてください。「なし(無視する): None (Ignore)」 という特殊なエントリを選べば、そのカラムのデータを全て無視させられます。
- 「処理開始 (Begin Processing)」ボタンをクリックします。
- データの処理と検証
- Sahana サーバは、アップロードされたファイルをバックグラウンドで処理し、読み出したデータの各行を検証します。バックグラウンドの処理はある一定の時間ごとに実行されるので、処理を完了するまで 5-10 分くらい掛かることがあります。ファイルの処理を完了するまで、60秒ごとに表示中のページが更新されます。
- 取り込むレコード行を選ぶ
- ファイルの処理が完了すると、ファイルから読み出されたレコード行が表示されます。各行にはセレクタボックスが表示されていて、この行を「インポートする(import)」か、「無視する(ignore)」を選べます。
- データの検証に失敗した行は、自動的に無視されます。無効なデータの入っているフィールドは、「エラー(Errors)」カラムに表示されます。
- 読み取りに成功したデータ行を調べて、データの内容が正しく、インポートしてよいことを確認してください。インポートしたくないデータがあれば、セレクタボックスを操作して「無視する」を選んでください。
- ページの末尾にある「インポート(Import)」ボタンをクリックしてください。
- データのインポート
- Sahana サーバは、選択されたレコード行をインポートします。バックグラウンドの処理はある一定の時間ごとに実行されるので、処理を完了するまで 5-10 分くらい掛かることがあります。ファイルの処理を完了するまで、60秒ごとに表示中のページが更新されます。
全てのレコード行をインポートしたら、Import Jobの状態が「完了(finished)」になったと書かれたページに切り替わります。その下には全レコード行が表示されます。各行には、「インポート済(imported)」または「無視(ignored)」といった状態が表示されます。
インポートに失敗した行がある場合、ステップ4に戻ることになるでしょう。ステップ4に戻ると、ほとんどのレコード行が「インポート済」にセットされているはずです。インポートに失敗したレコード行は、「エラー」カラムに何がしかのエラーメッセージが表示されているはずです。もう一度インポートを試すか、ステータスを「無視する」に変更してから、再度インポートを行ってください。
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