Sahanaの主な機能
Sahana には被災地内での活動に必要なさまざまな機能がモジュールとして用意されています。これらの機能の中から必要に応じた機能を組み合わせて使います。
- 地図
- Sahanaに登録した情報を地図の上に表示して、問題を視覚的に表示します。
- Google Mapで使われているKMLや地図配信サービスのWMSなどのデータも重ねて、より多角的に問題を分析できます。
- 団体(ボランティア、NPO/NGO、行政など)情報の管理
- 被災地で活動するさまざまな団体(ボランティア団体、NPO/NGO、行政)の情報を登録できます。
- 団体情報は、本部や支援現場の前線基地、支援物資の倉庫などを結びつけて登録し、そこで活動している職員を登録します。
- ボランティアの管理
- 組織に登録されているボランティア職員や、一時的なヘルプボランティアの管理を行います
- 個人が持っているスキルを登録し、なおかつ、その人物が活動可能な期間を登録することができます
- 救援物資の物流管理
- 被災地の各拠点やボランティア事務所、倉庫などにある救援物資の在庫管理と、物資の支援、要請の管理ができます。
- 支援要請・物資要請の管理
- 困ったこと、助けてほしいことなど支援してほしいことについて要請を管理します。
- 病院情報の管理
- 各病院の状況を登録します。
- 病院の状況は場所だけでなく、受け入れ状況や人員、施設の状況など詳細を記録できます。
- アセスメント (避難所の状況、問題・災害被害情報の収集)
- 現地で活動する団体などが調査した現地の被災状況や災害被害を記録します。
- 被災状況、災害情報を利用して活動に役立てることはもちろん、記録として残すことにより今後の検証資料になります。
- 支援プロジェクトの追跡
- 現地で行われる支援活動(炊き出し、泥かきなど)の登録を行うことができます
- プロジェクト(広域・長期)→支援活動(市区町村単位・中期)→タスク(1地域での1アクション・短期)の流れで登録を行い、長期目標が個別のアクションに落とし込まれてゆく過程を記録することができます
- インシデント(事件・出来事)情報の収集
- 現地で発生しているインシデント(事件・出来事)を登録します。
- インシデント(事件・出来事)から支援要請につなげたり、アセスメントとして問題分析をします。
- インシデント(事件・出来事)の収集はSahanaに直接入力する以外に、Ushahidiという危機が起こった際に情報を収集するシステムと連携して情報を収集、Sahanaを利用した次の展開に利用することもできます。
- メッセージの配信
- 電子メール、携帯電話のショートメッセージ(海外SMSのみ)、twitterを利用して、Sahanaに登録している人々にメッセージを配信できます。
- 行方不明者の登録・検索
- 遺体の管理
- 遺体の身体的特徴を記録し、遺族の方へのご遺体引き渡しについてサポートします。
Sahanaについて詳しく知りたい
メディアでの紹介は次のとおりです。
Sahana の紹介資料です。
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